エイジングケア:たるみ対策最前線

エイジングケア:たるみ対策最前線


エイジングケア:たるみ対策最前線

年齢を重ねると、肌はどうしてもハリを失い、重力に負けてたるみがちになります。
女性たちは、このたるみにいかにして立ち向かい、ケアを行っているのでしょうか。
たるみケア最前線に迫ってみました。

 

女性が気になるのは目の下のたるみ

一言で「肌のたるみ」といっても、悩みは人それぞれ。たるむ箇所によって、対処策は異なります。
たるみが気になる箇所として挙げられるのは、まぶた、目の下、頬、口角、あごですが、このうち女性がもっとも悩みを抱えているのは、目の下のたるみのようです。

COLAX社が2013年にエイジングケアをテーマに実施した調査によれば、「他人の顔をみて、最も顔の印象が変わると思う要因は?」という問いへの答えとしてもっとも多かったのは、「目の下のたるみ」(31%)。
「他人の顔をみて、最も老けていると感じるのは?」という質問に対する回答でも一番多いのは「目の下のたるみ」(34.8%)でした。 これは、目尻のシワ、目の下のシワ、クマ、上まぶたのたるみ、乾燥といった項目を差し置いてのダントツの一位です。

ドクターシーラボの2013年の調査でも、「目の周りのたるみは気になりますか?」という質問に、約7割が「気になる(67.8%)」と回答していました。
目の下のたるみがいかに女性にとって深刻な悩みになっているかがうかがえますね。
では、実際に女性は目の下のたるみにどのような対策を講じているのでしょうか。

先のドクターシーラボの調査では、「化粧水やクリームを塗る」が63%、「アイクリームを塗る」が26%、「マッサージ」が17%、「目元パック」が9%。
ここからわかるのは、目元専用の化粧品を使っている人はまだそう多くないということ。
悩みが深いのに、目の下のたるみ専用の化粧品の利用者が少ない実態は、市場の伸びしろを感じさせます。

 

アイクリームのほか、目元専用のブースターやアイマスクも登場

ここで、現在、女性たちに人気がある、目元のたるみに効果的な化粧品を紹介しましょう。
どの女性誌でも評価が高いのは、SK-IIの「スキンシグネチャー アイクリーム」。
肌のハリ・ツヤを高め、キメを整えると大ヒットした「スキンシグネチャー」の目元専用クリームです。
 目元専用のブースターも登場しています。

クリスチャン・ディオールの「カプチュール トータルアイ エッセンシャル」がそれ。
目元をすっきりと整えて、次に使うアイクリームの効果を高めるとされるブースターの登場に、目元のたるみ志向が本格化してきたことを感じましたが、現在は廃番になり、目の下の黒ずみ、シワ、ハリに効く「カプチュール トータルアイエッセンシャル」に進化しました。

単なるブースターから、トータルで「目元の悩みに応える」美容液の出現に、女性のアイケア熱がヒートしてきたことを感じずにはいられません。
直接的なたるみケアというよりも、ツボを押しながら美容液を塗ることで、疲れた目元のケアを図るというユニークなアプローチで人気を集めているのが、ロレアルの「リバイタリフトアイロールオン」。
その名の通り、ひんやりとした感触のローラーで目元をころころところがしながら、美容液を塗っていく仕組みです。
マッサージとたるみケアの両方を兼ね備えたアイテムといえるでしょう。

アイマスクの利用者も増えています。例えば、エストの「ディープアクティベート アイマスク」。
血流を高める炭酸とヒアルロン酸入りのマスクです。シートタイプのフェイスマスクが一般化した中、部分ケアを目的とした部分マスクの需要も高まっているんですね。

 

マッサージとの併用でたるみを解消


目元だけではなく、肌のたるみ全般にフォーカスした化粧品も進化を続けています。
とりわけいま女性から支持を得ているのは、高い即効性をうたったたるみ対策化粧品です。
その代表格といえるのが、クラランスの「リフト アフィーヌ トータル Vセラム」。
脂肪をすてる、むくみをすてる、たるみをすてるの3つの効果を備えたこの美容液は、余分な脂肪や水分、老廃物を流して捨てることを目的に開発されたボディケア用「リフトマンスール」の流れをくむアイテムです。

目もとの肌を、点や面だけでなく、三次元で立体的にサポートする効果をうたっているのが、クリニークの「リペアウェアレーザーフォーカスアイクリーム」。
目元のたるみをなんとか引き締めたい、解消したいという女性のニーズに応えた商品設計です。
ビカッサプレート(セルフマッサージ用のプレート)との併用で、効果を上げる
アユーラの「センシエンス レッドフォースセラム」も、根強いファンが多いたるみ対策化粧品。和漢植物エキス入りの赤い粒はまるでイクラのよう。

このイクラ状の粒をゆっくりとつぶしながら、顔に塗りこみ、ビカッサプレートでマッサージするそのプロセスが、女性に「たるみに効く」という実感を与えているのでしょう。

 

視覚効果でたるみを感じさせないファンデーション登場

たるみケアの最新トレンドとして見逃せないのが、たるんだ肌を引き上げ、リフトアップ効果をもたらすとされるコンシーラーやファンデーションの登場です。

ファンデーションもスキンケア効果が重視される時代ですが、フェイスラインを大きく変えるという効果効能を訴求したメイクアップアイテムが続々と開発されているのです。
例えば、補正下着のように肌を引き上げるとされるアルビオンの「アンフィネス リフトデュウ ファンデーション」や、たるみをケアする成分を豊富に配合しているクラランスの「エクストラ ファーミング ファンデーション」。
肌につけている時間が長いからこそ、その時間に肌のたるみをケアしたいという女性のニーズに応えたアイテムです。

スキンケア効果により使用するほどにたるみやクマを解消する効果を訴求しているコンシーラーがディオールの「ディオールスキン スター コンシーラー」。
視覚的な効果で女性をスターのように見せると評判のファンデーション「スキンスター」と併用することで、より肌が輝き、気になるたるみからも開放されると評判です。

ディシラの「デュクスぺリア パウダーファンデーション」も、肌上の影を排除し、顔の高い所に光を集める視覚効果でハリ感をアップをうたったファンデーションです。
このように、視覚効果を打ち出した化粧品も、広義のたるみケア化粧品といえますね。
肌の内側からたるみを抑え、外側からもできるだけたるみを感じさせない化粧品を使って、内外ダブルの効果でたるみ解消を図る女性たち。
その熱意に応えて、これからもたるみケア市場の熱気は高まっていくに違いありません。

 

 

  • 原料からこだわりたい
  • 最小ロットは?
  • 見積もり・提案が欲しい
  • 納期が知りたい

化粧品OEM・医薬部外品受託製造のことなら
何でもお気軽にご相談ください。

  • メールからお問い合わせ
ページTOPへ